地鎮祭とは

2月吉日、山形市内にてこれから着工されるお客様の現場の

地鎮祭がとり行われました。

地鎮祭とは、住宅の建築工事が始まる前のイベントのひとつで、

土地を守る神様にその土地を使用する許しを請うこと

工事の安全をお祈りすること

この二つの目的をもって、神主さんをお招きし、神様にお供え物をし

祝詞をあげお祓いをして浄め、工事の無事を祈ります。

  

 お客様から地鎮祭ってどんなことするんですか?』

と聞かれることが多いので、本日は地鎮祭がどういった流れで、

どんなことを行っているのか詳しくご紹介してみたいと思います。

ご興味ある方はご覧になってみてください ^^

 

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季節の果物や野菜、お米、お塩、昆布、するめ、お酒、お水など

お供えものは身近なものがほとんどです。

準備が整いましたので、地鎮祭が始まります。

 

 

・開式の辞(かいしきのじ)

地鎮祭の開始を告げます

 

・修跋の儀(しゅばつのぎ)

ご神前にて工事をする土地、および参列者の身を清めるためのお祓いを行います

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降神の儀(こうしんのぎ)

土地の神様を祭壇にお招きします

 

・献饌(けんせん)

神主が神様にお供え物を差し上げます

 

祝詞奏上(のりとそうじょう)

神主が神様に工事の安全を祈る祝詞を読み上げます

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・清祓い(きよはらい)

神主が土地の四方をお祓いして清めます

 

玉串奉奠(たまぐしほうのう)

参列者が玉串を奉納して、二礼二拍手一礼の作法で拝礼します

 

・撤饌(てっせん)

神主がお供えものを下げます

 

・昇神の儀(しょうじんのぎ)

祭壇にお招きした神様をお送りします

 

直会の儀(なおらいのぎ)

地鎮祭終了後に、お神酒やお供え物のお下がりをいただきます

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以上で、地鎮祭はめでたく終了です。

 

いかがでしたでしょうか?

神社によって内容が少し変わることはありますが

このような流れで地鎮祭を行います。

地鎮祭は必ず行わなければいけないというわけではありませんが

山形は地鎮祭を行う方多い地域ではあるそうです。

マイホームを建てなければ、なかなか出会わない地鎮祭

という神聖な文化に触れてみるのも、良い思い出になるかと思います。

 

そして、弊社では地鎮祭までに地縄を張って、お客様に実際に敷地に対して

建物の大きさがどのくらいなのか

隣地境界線はどこか

隣地境界線から建物がどれくらい離れているか

などを当日に説明します。

地縄を見たお客様はほとんどの方が『小さいですね!』
とおっしゃいますが、建物が敷地に建つと意外と大きいんです ^^
 
地鎮祭のときはいつも身が引き締まる思いです。
スタッフ、協力業者様、工事に関わる全員が力を合わせて
いよいよ現場での工事がスタートします!!