子育てしやすい床は、どっち?!

無垢フローリング複合フローリング

👶子育てしやすいのはどっち👶?!!

 

 

間取りが決まると、次に始まるのが内外装の打合せです。

その中でも一番最初に決定することが多いのが、一番面積を占める『フローリング』

お部屋の印象を大きく左右します。

このフローリングですが、家づくりを進めるに当たって

無垢材にする??一般的なフローリングにする??

一度はお悩みになったことがあるのではないでしょうか・・

 

本日はそんなフローリングについて、『子育てのしやすさ』

といった観点からスポットを当てて検討してみたいと思います!

 

 

★複合フローリングとは・・・一般的に使われていて、合板などの基材の表面に化粧材を貼り合わせた床材のことです。

f:id:oumikensetu:20201012154657j:plain



f:id:oumikensetu:20201012154557j:plain

 

本物の木の模様ではなく、木目がプリントされたものなので、

デザインや模様等、種類がとても豊富です。

 

<複合フローリングのメリット>

・水拭きOK。拭き掃除だけで簡単に汚れが落ちる。

→→クレヨンなどの汚れもある程度のものは拭けば落とせます。

 

・定期的にワックスをかける必要がない。メンテナンスフリー

→→家具を移動してからクリーナーで汚れを落とし、ワックス掛けを行うとしたら一日がかり。例え年に一度だとしても、小さいお子様がいてその時間を設けるのはなかなか難しい・・・。複合フローリングであればメンテナンスの心配が無用です!

 

・接着材で固めているので、温度や湿度の変化で縮んだり膨らんだりしない。

→→床の間の溝が広がらないため、溝部分に食べこぼしやゴミが詰まる心配がありません。

 

 ・無垢フローリングより安価にデザイン性・機能性にこだわることができる

→→やはり無垢材は天然の木材のため、樹種にもよりますが基本的には高価です。複合フローリングはデザインや機能性が非常に豊富で、ペット用のフローリングや車椅子対応のより表面が硬化なものなど、用途に合わせて様々な種類からお選び頂けます。

 

 

 

<複合フローリングのデメリット>

・傷に強く作られているが上からの衝撃には弱いため、固い物や重い物を落とすと表面のシートが剥がれて合板が見えてしまう。傷やへこみが付いた場合には補修しないと直せない。

 ・表面が平滑で、本物の木のような質感は出ない。製品によっては安っぽくみえてしまうこともある。

 ・使い方や製品によっては表面の化粧材が剥がれてしまうことがあり、長期的にみると無垢材の耐久性には劣る。

   

f:id:oumikensetu:20201003110105j:plain

(とはいえ一見本物の木のようで、最近のフローリング材はとても高品質です。)

 

 

無垢フローリングとは・・・一枚の無垢板からつくられた本物の木で

できた床材。一枚ものなので、断面を見ても板の層になっていません。

 

f:id:oumikensetu:20201015163905j:plain

 

<無垢フローリングのメリット>

・1枚の天然の木でできており、木の風合いや経年変化、足ざわりを楽しめる。

→→無垢フロアが持つ天然の木の質感は、見た目も肌触りも子どもの成長に大きな影響を与えると言われています。『小さな頃から木の質感に慣れ親しんだ子どもは五感がしっかりと刺激され、感受性豊かな心が育まれる』といった観点から、現在では保育園や幼稚園でも無垢床を採用するケースが増えており、文科省も天然木を使用した学校や幼稚園の建築を推進しています。

 

・樹種にもよるが表面が固いため、傷やへこみに強く、少しのへこみなどは木の吸湿性によって時間経過で回復する。

→→やはり小さいお子様がいるご家庭では、おもちゃを落としたり、見ていない隙に油性マジックで絵を描かれてしまったなんていうことも・・・。無垢材は一枚物の木なので、傷や拭いても取れない汚れはサンドペーパーで軽く削れば元通りに!!これは本当に無垢材ならではの特徴です。

 

・調湿作用があり、サラっとした肌触りは季節を問わず感触が心地よい。

→→夏は涼しく冬は暖かいため、裸足で駆け回るのが大好きなお子様も一年中快適です。スリッパいらずの生活は大人にとってもストレスフリーで心地よいですよね!

 

 

<無垢フローリングのデメリット>

・天然木なので反りや伸縮、経年変化による変色がある。模様替えをしてラグを変えようと思ったときに、日焼け跡が気になるなんていうことも・・。家具の配置替えのときも同様に、日焼け跡が気になることもあるかもしれません。『子供が小さいときだけラグやマットを敷いて、ゆくゆくはラグ無しですっきりと使いたい』という方は、定期的にラグを剥がして日に当てるなど、気を付けた方がよろしいと思います。

 ・新築したときの質感を維持していくためにはクリーナーやオイル塗装、ウレタン塗装などのメンテナンスが必要。これが一番ネックとなる方が多いのではないでしょうか・・。

・複合フローリングに比べて高価なため、事前に予算取りが必要。

・一枚ごとに模様や色が違うため、色合いや節、形を選別しながら貼り付けるため、職人さんの技術が必要。

 ・樹種によっては柔らかく傷がつきやすいため、子育て世帯には向かない床材もある

 

f:id:oumikensetu:20201015172757j:plain

(肌触りの良さ、質感の良さは無垢材ならでは。)

 

 

つまり、どっちにもそれぞれの良さがあり、絶対にこっちがよいです!!ということは言い切れません(>_<)

すみません、正解がだせず・・。お客様のライフスタイルによって様々なので、インテリアのイメージやご要望をお伺いしながら、お客様にぴったりの床材をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談下さいね^^ 

ここで取り上げたのはほんの一部で、より無垢材に近い複合フローリングや、ちょっとマニアックなフローリングなど様々ございますので、またご紹介させて頂きます。